※下記、紹介した中には管理者が常駐していない鍾乳洞・洞窟がございます。
当方では現地での事故、事件などにおけるいかなる事象が起こった場合でも、被害における一切の責任を負いかねます。
はじめに
日本には、自然が生み出した神秘的な洞窟や鍾乳洞が数多く存在しています。
本記事では、独断と偏見で選んだ全国の各都道府県の見ごたえのある洞窟・鍾乳洞スポットを幅広く紹介します。
特にジオスポットやアウトドアが好きな方には必見のスポットばかりです。
新たな冒険の旅先を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
↓【北海道&東北エリア特化】鍾乳洞マニアが選ぶ!鍾乳洞・洞窟スポットリスト!↓
↓【関東エリア特化】鍾乳洞マニアが選ぶ!鍾乳洞・洞窟スポットリスト!↓
※ご紹介メインは鍾乳洞&洞窟ですが一部、洞窟未満のスポットも含まれます。
ブログ公開時の情報は、時間の経過によって変更が生じる可能性がありますのでご了承ください。
地域別まとめ
北海道・東北エリア
1.北海道
・当麻鍾乳洞(とうま しょうにゅうどう)
昭和32年に、石灰石の発掘中に発見された鍾乳洞。
学術的にもとても珍しい「マカロニ鍾乳石」を見ることができます。
昭和36年、北海道天然記念物に指定されました。
冬季はお休み ※1日1組限定スノーシューツアーなど実施している場合もあるのでご確認下さい。
1億5千万年前のジュラ紀から、地下水の溶触作用が作り上げた石灰洞窟。
別名「蝦夷蟠龍洞」とも呼ばれる。全長135メートル。高さ7、8メートル。
冬期間閉鎖中の洞内では「龍乃泉」という日本酒の熟成も行われています。
休憩所はフリーWifi完備。
・中頓別鍾乳洞(なかとんべつ しょうにゅうどう)
中頓別鍾乳洞自然ふれあい公園の中にある「中頓別鍾乳洞」。
冬季は閉鎖している可能性があるので、訪問時は要確認。
入園料無料、入園時間は前もってお調べください。
2024年9月現在、町のHPによると現在は第1洞のみ鍾乳洞内を見学ができるとのことです。
他にも洞窟が存在しています。
・美里洞窟(みさと どうくつ)
仁頃山(北見市美里地区)の中腹にある、石灰岩が侵食されてできた鍾乳洞。
北海道で最初に確認された鍾乳洞遺跡としても知られています。
2024年9月現在、市のHPによると公開期間として7月1日~10月31日の期間、草刈り等の通路の整備を行っているとのことです。
冬から春にかけては道の積雪が多く、通行困難。
2.青森県
・ガンガラ穴
深浦町岩崎地区の森山海岸にあるガンガラ穴。昔は観光船で訪れることができたといいます。
洞穴にはコウモリがたくさん生息しているとの情報もありました。
現在は立ち入ることは困難であると考えられています。
・立石洞窟遺跡(たていし どうくついせき)
道なき急斜面を降りた先にある洞窟遺跡。
足腰や運動神経に自信がない方は控えた方が良さそうです。
江戸時代から洞窟の存在が知られており「平内七不思議」の一つに数えられています。
3.岩手県
・龍泉洞(りゅうせんどう)
日本三大鍾乳洞のうちの一つ。
洞内総延長は知られている所で4,088メートル。うち、700メートルが公開されています。
現在も調査は継続中で、総延長は5,000メートル以上ではないかとも言われています。
幻想的な青い地底湖も見ることができます。
2024年8月、台風5号の大雨で被災し8月12日から臨時休業中だったのですが、8月25日から営業を再開!
・安家洞(あっかどう)
一般公開されているのは500メートル。トータルは日本最長の23.7キロメートルの鍾乳洞。
日本では珍しい迷宮型鍾乳洞。三陸ジオパーク、ジオサイトにも認定されました。
入洞料金:有料。営業時間:有り ※事前にご確認ください。
冬期間の入洞については問い合わせ必須。
・内間木洞(うちまぎどう)
普段は研究や教育目的以外の公開はされていない鍾乳洞。
中に入ることができるのは7月の「内間木洞まつり」と、2月に行われる「内間木洞氷筍観察会」の年2回だけ一般公開されています。
総延長6,350メートル以上で国内第5位の全長を誇る鍾乳洞。
洞内には貴重な生き物たちも生息(キクガシラコウモリをはじめとした7種類のコウモリや昆虫類等)。
洞窟と共に、上記の生き物たちを含めて岩手県指定天然記念物となっています。
・白蓮洞(びゃくれんどう)
ブログアップ時、東日本大震災の影響により現在、閉鎖中との情報がHPで確認されました。
随時チェックしてご確認ください。
※もし再開されたら情報を教えて頂けると大変うれしいです…!
・滝観洞(ろうかんどう)
滝観洞は石灰岩でできた鍾乳洞。1800年代後半に発見。整備が進められ、1955年に観光洞(大洞岩窟滝)として開業。
1921年頃、洞窟探検に入った地元の青年たちによって、洞窟の奥に滝があることが判明。
独特なロケーションで、1977年公開のホラー映画『八つ墓村』のロケ地にも起用されました。
現在も映画の撮影で使われた梯子が残っています。
現在一般公開されているのは入口から天の岩戸の滝までの880メートル。
実はその先にも洞窟は続いており、2つの滝と未だ底が見えない深い地底湖が存在しているとの事です。
※現在、総延長は5000メートルを超えるとも言われており、今もなお調査が続けられています。
最奥部には落差29メートルを誇る国内最大級の洞窟内滝「天の岩戸の滝」があります。
・東山観音窟(ひがしやま かんのんくつ)
幽玄洞の向かい側にある小規模な鍾乳洞。拝観料は無料(こころざし)。
営業時間:有り ※事前にご確認ください。
冬期は閉鎖しているとのことです。
奥行き20メートル程の洞窟の奥まった場所には、子育て・子授けの信仰の子安観音が古くからまつられています。 観音窟は江戸時代、隠れキリシタンが密かに礼拝していた場所とも言われており、子安観音は「マリア観音」とも呼ばれています。
・氷渡探検洞(すがわたり たんけんどう)
現在は閉洞。いつか復活してくれたら嬉しいのですが…。
・船久保洞窟(ふなくぼ どうくつ)
県指定文化財(史跡)。赤沢公民館長さまへ見学可否のお問い合わせ、及び見学要予約。
現地の状況を確認のうえ、見学の可否をお答えするとのことです。
紫波町の東端部から稗貫郡大迫町に広がる石灰岩層の最北端に位置する横穴式石灰洞。
昭和3年に猟師が偶然見つけた後、発掘調査は行われておらず、遺跡の詳細は明らかになっていません。
岩手県内で希少な洞窟住居跡の一つ。
・幽玄洞(ゆうげんどう)
幽玄洞は日本最古の鍾乳洞。
地層を観察すると、約3億5千万年前には海底であり、その水深は約50メートル前後であったことが分かります。地殻変動により、後にほぼ垂直に傾いていったそうです。
幽玄洞の地底湖は美しい緑色。
壁面にはウミユリや三葉虫など、当時の生物の化石が確認でき、さらに洞内には鍾乳石や石柱、つらら石など、観察することができます。
・龍泉新洞(りゅうせん しんどう)
龍泉新洞は、龍泉洞の入口の向かいにある鍾乳洞。1967年(昭和42年)に発見されました。
洞内にて縄文時代早期の土器・石器が発見されており、鍾乳洞を活用して暮らしていたであろう人々の情景を感じ取ることができます。
※内部の撮影は禁止。
・八戸穴(はちのへあな)
浄土ヶ浜の内湾にある、青の洞窟とも呼ばれる「八戸穴」。
入った人には幸運が訪れると言われています。
昔々、地元漁師が犬を小舟に乗せて一緒に連れていました。
犬を現八戸穴の洞窟に送り込んだところ、数年後、その犬がはるか離れた青森県の八戸市で見つかり、−この穴が八戸へ通じていたのではないか−、という所以で「八戸穴」と名づけられたのではないかと言われています。
さっぱ船遊覧船で観光することができます。※営業状況についてはブログアップロード時の情報である為、ご訪問前に事業者へお問い合わせ下さい。
4.宮城県
・大嶽丸の洞窟
奥州三十三観音 第10番 興福寺に隣接している洞窟。
防空壕のような空間の中には観音様が祀られているそうです。
・龍神窟(りゅうじんくつ)
龍神窟は一般公開されていない。「龍神窟」は、地元でもその存在がほとんど知られていません。
気仙沼市魚町の岬の絶壁にある横穴石灰洞。
・管弦窟(かんげんくつ)
国内でも珍しい水中鍾乳洞。以前ボートで、特別拝観プログラムとして専門ガイドによる洞窟探検のツアー(イベント)を開催していた事もありました。
5.秋田県
・カンカネ洞
荒波によって長い間侵食されてできた、男鹿半島で最大級の海食洞。
・岩井堂洞窟(いわいどう どうくつ)
秋田県内では数少ない洞窟遺跡。
凝灰岩壁に形成された4つの洞窟から成り立っている。(第1洞〜第4洞)
・第1洞窟は、稲荷社を祀るに際して削平・土盛りがなされていたようです。
・明治33年頃、第2洞窟で土器や石器の出土が確認されていました。
・第3洞の内部は浅いものの前庭部には厚い堆積層があり、約3メートルまで発掘が進んでいるとの事。
・岩井堂洞窟の中では、第4洞が最も遺物が多く出土し、主要な洞窟と見なされています。
6.山形県
・延沢銀坑洞(のべさわ ぎんこうどう)
「延沢銀山」は室町時代から採掘が始まり、江戸時代を代表する銀山の一つとして知られました。
現在は国指定史跡となっています。
最盛期には、島根の石見銀山、兵庫の生野銀山とともに三大銀山と呼ばれました。
その後、銀の量が減少し、1689年(元禄2年)に起きた大崩落によって廃山となりました。
7.福島県
・あぶくま洞
全長4218.3メートルで公開部分が600メートルある洞窟には、多様な鍾乳石が豊富に存在する日本有数の鍾乳洞。
入洞料金:有料。営業時間:有り ※事前にご確認ください。
・入水鍾乳洞(いりみず しょうにゅうどう)
国の天然記念物に指定されている入水鍾乳洞。
入洞料金:有料。コースごと料金があります。
営業時間:有り ※事前にご確認ください。
水に浸かりながら進んでいくコースもある為、各コースによって必要な装備は異なります。詳しくはHPをご覧ください。パンツまで濡れる覚悟が必要との記載も見つけた為、着替えも持っていくと安心かもしれません。
・鬼穴(おにあな)
鬼穴は、坂上田村麻呂に抵抗した大多鬼丸の根拠地と言い伝えられ、あぶくま洞と入水鍾乳洞のほぼ中間地点に位置しています。洞内があぶくま洞と連結しているため、鬼穴から流入した雨水はあぶくま洞へと続いているのだそうです。
長径140メートル、短径120メートル、深さ85メートル。
あぶくま洞内に生息するニホンテングコウモリが鬼穴にも生息していることから保護のため、洞内入口には扉が設置され2004年以降入洞ができなくなっているという情報もあります。
・戸ノ口堰洞穴(とのくちせきどうけつ)
猪苗代湖の水を、会津地域に引くため掘られた洞穴。
白虎隊士が通った洞穴と言われています。
関東エリア
8.茨城県
・諏訪の水穴(すわのみずあな):神仙洞
清水が湧き出ている鍾乳洞。内部で鍾乳石や石筍なども観察することができます。
一帯に石灰石が分布、鍾乳洞が形成しやすいスポットでもあるということです。
9.栃木県
・出流鍾乳洞(いづるの しょうにゅうどう): 満願寺奥の院
満願寺・奥の院には「観音霊窟(鍾乳洞)」があります。
奥の院には鍾乳石でできた「十一面観音菩薩様」が祀られており、子授けや子育ての神として信仰の対象となっています。
・宇津野洞窟(うつのどうくつ)
石筍や鍾乳洞を観察することができる総延長約100メートルの長さを持つ洞窟。
・源三窟(げんざんくつ)
塩原温泉郷に位置している鍾乳洞。鍾乳洞の長さは約50メートルで、洞内の石灰岩からは魚の骨、 貝の化石、木の葉化石なども発見されることもあるようです。
・大谷資料館(おおや しりょうかん)
地下採掘場跡を活用した大谷石をテーマとした資料館。
最深部では地下60メートルもある地下空間があり、切り出された石は約1000万本で荘厳な雰囲気のある施設。
・浅間神社鍾乳洞(せんげんじんじゃ しょうにゅうどう)
御獄山の標高440メートルにある鍾乳洞。
総延長85メートルの横穴で、鐘乳石や石筍などを見ることができます。
・センニン洞
開いている奥まった穴は軍需工場入口跡だという情報が、いくつかのHPで散見されました。
中に入ることはできないとのことです。
10.群馬県
・小平鍾乳洞(おだいら しょうにゅうどう)
小平鍾乳洞はキャンプ場・親水公園などを中心に様々な体験ができる複合観光施設「小平の里」内にある鍾乳洞。
洞窟内は案内看板もあり、ガイド音声も流れるとのことです。全長93メートル。
・不二洞(ふじどう)
不二洞は関東最大級の規模を誇るとされる鍾乳洞。
・生犬穴(おいぬあな)
天然記念物に指定されているため、現在は施錠されおり入洞する事が不可能とのことです。
昭和4年に地元青年らによって発見。
生犬穴にはヤマイヌが住んでいたという伝承があり、山犬信仰と紐づいて「生犬穴(おいぬあな)」と呼ばれるようになったのでは、と考えられています。
📍群馬県多野郡上野村
アクセス:
🚃JR高崎駅下車→🚗タクシーまたは車で約95分
🚗下仁田ICから車で約45分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
ー | ー | 一般公開されていない |
・牛伏洞窟(うしぶせ どうくつ)
ぐんま百名山の一つである「牛伏山」の山頂付近にある洞窟。
洞窟内にはたくさんの観音様が祀られているそうです。
・洞窟観音(どうくつ かんのん)
大正8年に着工、50年の年月をかけて作られ、洞窟内の坑道は長さ400メートルをこえています。
11.埼玉県
・橋立鍾乳洞(はしだて しょうにゅうどう)
洞穴の長さは約140メートルほどの小規模な鍾乳洞。内部は撮影禁止です。
橋立鍾乳洞は以前、実際に訪れた事がありますが、縦長感(高低差)を感じたことを覚えています。
・神庭半洞窟(かにわ はんどうくつ)
石灰岩の岩壁に存在する洞窟で埼玉県指定史跡に指定されています。
縄文時代から人々が移り住んでいたような痕跡が見られ、人骨も含めた動物の骨、土器などが発見されている地。
約5万年前に荒川の流れによって、洞窟の部分が侵食されて形成されたと考えられています。
・神庭鍾乳洞(かにわ しょうにゅうどう)
行かれた方のブログを拝見したところ…ロッククライミング級だそうです。
岩盤には亀裂も入っていたので崩落の危険性も加味し、訪れない判断を下すか、プロのガイドを依頼するなどの準備などはした方がよさそうな鍾乳洞。
観光洞ではないとのことなので、ヘッドライト、または懐中電灯、ヘルメットやロープ、グローブ、足回りなどの装備は必要かと思います。
・尾須沢鍾乳洞(おすざわ しょうにゅうどう)
埼玉県の飯能市にある鍾乳洞。
・若御子断層洞(わかみこ だんそうどう)
断層がずれて岩石が砕けた部分が、水により洗い流されできた洞窟。
NHKのブラタモリ秩父・長瀞でも紹介されたこともあるそうです。
12.千葉県
・守谷洞窟(もりやどうくつ):荒熊洞窟遺跡
・数馬区岩谷観音堂やぐら群(いわやかんのんどう やぐらぐん)
・弁財天の洞窟(べんざいてんのどうくつ)
・浦白川のドンドン(うらしろがわのどんどん)
・白浜鍾乳洞(しらはま しょうにゅうどう)
現在立ち入り禁止。
13.東京都
・日原鍾乳洞(にっぱら しょうにゅうどう)
日原鍾乳洞はライトアップが素敵すぎました✨
関東住みだったら比較的行きやすいかなと思うので、是非訪れてほしい鍾乳洞です(^^)
・大岳鍾乳洞(おおたけ しょうにゅうどう)
・三ツ合鍾乳洞(みつごう しょうにゅうどう)
・大増鍾乳洞(だいます しょうにゅうどう)
閉鎖の可能性もありとのことです。
・清見ヶ岡鍾乳洞(きよみがおか しょうにゅうどう)
★小笠原諸島(母島)
・石門鍾乳洞(せきもんしょうにゅうどう)
2003年4月1日よりエコツーリズムの導入に伴い、鍾乳洞への立ち入りが禁止されました。(要確認)
・倉沢鍾乳洞(くらさわ しょうにゅうどう)
現在はアプローチ崩落、洞内崩落の為、危険につき入洞禁止。
・養沢鍾乳洞(ようざわ しょうにゅうどう)
14.神奈川県
・田谷の洞窟(たやのどうくつ)
・弁天窟(べんてんくつ)
・風外窟(ふうがいくつ)
・土肥椙山巌窟(しとどの窟)
・江の島岩屋(えのしまいわや)
・江の島岩屋 第二岩屋(えのしまいわや だいにいわや)
・毘沙門洞窟弥生時代住居跡群(びしゃもんどうくつ やよいじだい じゅうきょしぐん)
・大浦山海蝕洞穴(おおうらやま かいしょくどうくつ)
中部エリア
15.新潟県
・大沢鍾乳洞(おおさわ しょうにゅうどう)
・岩谷口洞窟(いわやぐち どうくつ)
・通天洞(つうてんどう)
・白蓮洞(びゃくれんどう)
現在判明している中で、日本一の深さを誇る堅型の巨大鍾乳洞。入ることはできません。
16.富山県
・大境洞窟住居跡(おおざかい どうくつ じゅうきょあと)
Googleマップには表示されていなかったが、他、富山県黒部峡谷にはサル穴(鍾乳洞)などあるらしいです。
17.石川県
・ハニベ巌窟院(ハニベ がんくついん)
・巌門洞窟(がんもん どうくつ)
・青の洞窟:珠洲岬(聖域の岬)
・岩窟不動(がんくつふどう)
・福ヶ穴(ふくがあな)
・能登九十九湾 百楽荘(のと つくもわん ひゃくらくそう)
海洋深層水洞窟風呂がある…!
18.福井県
・下長谷の洞窟 (しもはせのどうくつ)
奥行き20メートルでも見どころ◯と口コミあり!
・丹巌洞(たんがんどう)
19.山梨県
・鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)
・富岳風穴(ふがくふうけつ)
・富士風穴(ふじふうけつ)
※入洞には富士河口湖町教育委員会への届出が必要。
・竜宮洞穴(りゅうぐうどうけつ)
・西湖コウモリ穴(さいこ こうもりあな)
・青岩鍾乳洞(せいがんしょうにゅうどう)
・鬼の岩屋:新宮洞窟(おにのいわや)
鬼が住んでいたとされる伝承が残されています。
現在の穴の中は崩落の危険があり、立ち入り禁止。
・船津胎内樹型(ふなつたいないじゅけい)
・吉田胎内樹型(よしだたいないじゅけい)
普段は内部への立ち入りが禁止されていますが、毎年4月29日の昭和の日に開催される「吉田胎内祭」では、一般公開され内部を見学することができるとの事です。
20.長野県
・松代象山地下壕(まつしろぞうざんちかごう)
・大王窟開運洞(だいおうくつ かいうんどう)
・黒部の洞窟
2019年より立ち入り禁止(?)
・熊倉沢鍾乳洞
洞内は非常に狭め。
http://www.kamiina.jp/naturegraphy/wp-content/uploads/2022/02/7c446f2c1e550cd9922d1769d52372f0.pdf
・広河原洞穴群(ひろがわら どうけつぐん)
現在は崩落している箇所もあり、非常に危険との事です。
21.岐阜県
・飛騨大鍾乳洞(ひだだい しょうにゅうどう)
・関ケ原鍾乳洞(せきがはら しょうにゅうどう)
・大滝鍾乳洞(おおたき しょうにゅうどう)
・郡上鍾乳洞(ぐじょう しょうにゅうどう)
・郡上八幡美山鍾乳洞(ぐじょうはちまんみやま しょうにゅうどう)
・縄文鍾乳洞(じょうもん しょうにゅうどう)
・ニコイ洞
・蛇穴(じゃあな)
美しい清水が湧き出る奥行き約25mの鍾乳洞。
古くから恐ろしい大蛇が姿を現し、天へ昇っていったという伝説が伝わっています。
22.静岡県
・竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)
・駒門風穴(こまかどかざあな)
・人穴富士講遺跡(ひとあなふじこういせき)
※現地ガイドの同伴なしでの入洞はできないとのことです。
・龍宮窟(りゅうぐうくつ)
・小堀谷鍾乳洞:青谷鍾乳洞(こぼりや しょうにゅうどう:あおやしょうにゅうどう)
・鷲沢風穴(わしざわふうけつ)
・室岩洞(むろいわどう)
・まぶ湯
・滝沢鍾乳洞(たきさわ しょうにゅうどう)
立ち入り禁止。
・御胎内(おたいない)
23.愛知県
・乳岩(ちいわ)
・風天洞(ふうてんどう)
・嵩山蛇穴(すせじゃあな)
・巌頭洞(がんどがま)
・古戸の風穴(ふっとのふうけつ・かざあな)
・猿ケ洞風穴
近畿エリア
24.三重県
・阿曽の風穴(あそのふうけつ)
・天の岩戸:恵利原の水穴(あまのいわと:えりはらのみずあな)
穴はあるが入ることはできないとのことで、あるアニメの伝承地?のモデルになったという噂があるようです。
・篠立の風穴(しのだちのかざあな)
・大沢の風穴
伝承あり。
25.滋賀県
・河内風穴(かわちのかざあな)
・佐目風穴
滋賀県・多賀町にある鍾乳洞。
「佐目のこうもり穴」としての名称もあるようで、総延長は205メートル。
・頭蛇ノ洞窟
26.京都府
・質志鍾乳洞(しづし しょうにゅうどう)
・鬼の洞窟(おにのどうくつ)
27.大阪府
・磐船神社(いわふねじんじゃ)
【ブログ投稿時の情報の為、事前に調べてからご訪問ください】
境内無料ですが、岩窟めぐり:拝観料有料です。一人での拝観はNG。雨天拝観中止の可能性あり。
拝観時間:10:00~15:00(岩窟拝観休業日もあるとのこと。)
・龍岩窟(りゅうがんくつ)
28.兵庫県
・明延鉱山跡(あけのべこうざんあと)
・明延鉱山探検坑道(あけのべこうざん たんけんこうどう)
観光化された鉱山の坑道と異なり、当時の姿を保っているそうです。
・青木間歩(あおきまぶ)
・じゃじゃ山洞窟
・野島鍾乳洞(のじましょうにゅうどう)
現在立ち入り禁止。
29.奈良県
・面不動鍾乳洞(めんふどう しょうにゅうどう)
・五代松鍾乳洞(ごよまつ しょうにゅうどう)
・不動窟鍾乳洞(ふどうくつ しょうにゅうどう)
・奈良県吉野蟷螂の岩屋(とうろうのいわや)
冬季は休業。
・蝙蝠の岩屋(こうもりのいわや)
・奥之院石窟
・地獄谷石窟仏(じごくだにせっくつぶつ)
30.和歌山県
・三段壁洞窟(さんだんべき どうくつ)
・戸津井鍾乳洞(とつい しょうにゅうどう)
・鳥毛洞窟(とりげどうくつ)
・ホテル浦島(うらしま)
温泉
中国エリア
31.鳥取県
・酒宴洞門(さかもりどうもん)
・不動院岩屋堂(ふどういんいわやどう)
・旧岩美鉱山(きゅう いわみこうざん)
旧岩美鉱山(荒金銅鉱)は記録上、日本最古の鉱山とされています。
歴史は1300年に及び、坑道の総延長は約29.2キロ。
昭和46年に廃坑、現在は鉱山坑廃水処理施設となっています。
予め連絡をすれば坑内を見学することができるとの事です。
・平家隠棲の洞窟(けいけいんせいのどうくつ)
32.島根県
・溶岩トンネル 竜渓洞(りゅうけいどう)
大根島
・加賀の潜戸:旧潜戸(かかのくけど:きゅうくけど)
・加賀の潜戸:新潜戸(かかのくけど:しんくけど)
・多古の七ッ穴(たこのななつあな)
33.岡山県
・井倉洞(いくらどう)
・満奇洞(まきどう)
・備中鐘乳穴(びっちゅうかなちあな)
・吹屋ふるさと村 笹畝坑道
・諏訪洞(すわどう)
・神庭鬼の穴(かんば おにのあな)
・神代鬼の穴(こうじろ おにのあな)
・井弥の穴
・棲龍洞
・宇山洞(うやまどう)
入洞届必須。
・鬼女洞(きめんどう)
初心者注意。
・羅生門
・御神窟
・仙骨峡蛇の穴
閉鎖中。
・日坂鐘乳穴
入洞禁止。
・磐窟洞
入洞禁止。
34.広島県
・白雲洞(はくうんどう)
・幻の鍾乳洞
・平谷洞
・鬼の岩屋
・鬼の唐門
・千仏洞地獄峡(せんぶつどう)
【開洞時間】午前9時~午後4時50分
・岩屋堂洞窟(いわやどうどうくつ)
・賽の河原洞
・毘沙門洞
現在は鍾乳洞までの道が歩行不可となっている可能性が高いです。
・豊松堂面洞窟遺跡(とよまつどうめん どうくついせき)
入洞禁止。
35.山口県
・秋芳洞(あきよしどう)
日本三大鍾乳洞のうちの一つ。
・景清洞(かげきよどう)
・大正洞(たいしょうどう)
天然記念物。入洞時間あり。
・中尾洞(なかおどう)
見学要連絡。見学には市教育委員会の許可が必要です。
・岩屋観音窟(いわやかんのんくつ)
国指定天然記念物。
四国エリア
36.徳島県
・穴禅定の寺 慈眼寺(あなぜんじょうのてら じげんじ)
穴禅定(あなぜんじょう)とは、弘法大師空海が修行したとされる鍾乳洞を巡る修行のことです。
洞内はローソクの明かりだけで照らされ、案内に従って非常に狭い通路を通り抜けていきます。
・えびす洞
弁慶の岩屋(べんけいのいわや)
横穴古墳。
・氷柱観音(つららかんのん)
案内板には鍾乳洞と記載ありますが入れないとの事です。たて穴なので落ちると危険。
37.香川県
・鬼ヶ島大洞窟(おにがしまだいどうくつ)
女木島。
・小豆島霊場第18番 石門洞(せきもんどう)
小豆島。
・小豆島霊場第60番 江洞窟(ごうとうくつ)
小豆島。
・ジイの穴
男木島。
・海蝕洞窟(かいしょくどうくつ)
男木島。
38.愛媛県
・安森洞(やすもりどう)
・穴神鍾乳洞(あながみ しょうにゅうどう)
・大川鍾乳洞(おおかわ しょうにゅうどう)
・羅漢穴(らかんあな)
・石手寺 マントラ洞窟(いしてじ)
・大成風穴群(おおなるふうけつぐん)
・黒岩洞(くろいわどう)
一人でいくのは危険との記載あり。
・筒城穴神洞
・日浦洞 (ひうらどう)
・穴御前:法花津鍾乳洞
・風透風穴(かざすき ふうけつ or かざあな)
・日浦通洞跡(ひうらつうどうあと)
立ち入り禁止。
39.高知県
高知県は四国一、鍾乳洞の数が多いそうです!
・龍河洞(りゅうがどう)
日本三大鍾乳洞のうちの一つ。
・伊尾木洞(いおきどう)
・稲葉洞(いなばどう)
一番有名な祟りの洞窟。龍神様が祀られているとのことです。
・猿田洞(さるたどう)
・不動が岩屋洞窟(ふどうがいわやどうくつ)
・せり割洞穴(せりわりどうけつ)
・御厨人窟と神明窟(みくろどとしんめいくつ)
・貝ノ川洞(かいのかわどう)
・菖蒲洞(しょうぶどう)
入洞には、高知市教育委員会の許可が必要。
・愛宕洞
・一夜建立の岩屋:観音窟
・長沢洞(ながさわどう)
アプローチ、だいぶ厳しめとのことです。
・久保川洞
柵があり入ることはできなくなっています。
九州・沖縄エリア
40.福岡県
・千仏鍾乳洞(せんぶつ しょうにゅうどう)
・牡鹿鍾乳洞(おじか しょうにゅうどう)
・岩屋鍾乳洞(ごうや しょうにゅうどう)
岩屋第一鍾乳洞、岩屋第二鍾乳洞、岩屋第三鍾乳洞があるようです。
・目白洞(めじろどう)
雨天時、水位変化が激しいということですので天気予報などご注意ください。
・青龍窟(せいりゅうくつ)
青龍窟:ナウマン支洞は保護のため入洞禁止となっています。
・岩洞窟(がんどうくつ)
・光水鍾乳洞(ひかりみず しょうにゅうどう)
遺跡保護の為、大人数での入洞は控えたほうが良さそうです。
・三浦洞窟(みうら どうくつ)
・不動洞(ふどうどう)
雨天時、水位変化が激しいとのこと。
・芳ヶ谷第二洞
・水無鍾乳洞(みずなし しょうにゅうどう)
立入禁止。
41.佐賀県
・七ツ釜(ななつがま)
・永野の風穴(ながののかざあな)
このスポットがいつ誰によって、何の目的で作られたのかは、誰にもわからないそうです。
・鶴の岩屋:法海寺
・鵜殿窟(うどのいわや)
42.長崎県
・七ツ釜鍾乳洞(ななつがましょうにゅうどう)
・無窮洞(むきゅうどう)
日本遺産。
・キリシタン洞窟
・福井洞窟(ふくいどうくつ)
福井洞窟ミュージアムでは福井洞窟や洞窟遺跡のことについて学べます!
距離的には福井洞窟ミュージアムと福井洞窟間は約3.5km離れているそうです。
・泉福寺洞窟(せんぷくじどうくつ)
・岩下洞穴遺跡(いわしたどうけついせき)
43.熊本県
・球泉洞(きゅうせんどう)
・神瀬の石灰洞窟(こうのせのせっかいどうくつ)
・白滝鍾乳洞(しらたきしょうにゅうどう)
・霊巌洞(れいがんどう)
・権現鍾乳洞(ごんげん しょうにゅうどう)
・風神鍾乳洞(ふうじん しょうにゅうどう)
現在では一般見学は許可されていないそうです。
44.大分県
・稲積水中鍾乳洞(いなづみすいちゅう しょうにゅうどう)
・青の洞門(あおのどうもん):禅海和尚の手掘り洞窟
・風連鍾乳洞(ふうれん しょうにゅうどう)
・穴森洞窟(あなもりどうくつ)
穴森神社の裏にある洞窟。洞窟が御神体。
洞窟内は暗いのでライト類を持参をするか、照明設備を使用するには硬貨を投入する必要があります。
・小半鍾乳洞(おながら しょうにゅうどう)
世界でも珍しい斜柱石を見ることができる鍾乳洞。
ただ周辺道路が通行止めのため、休業中。営業再開の予定は未定の記載あり。
・キリシタン洞窟礼拝堂
“切支丹=キリシタン”。司祭が隠れ住んだとされる洞窟があります。
・行者洞穴(ぎょうじゃどうけつ)
・地獄極楽(じごくごくらく):桂昌寺跡
江戸の末期に、大衆教導の場としてノミで掘ってつくられ、当時のままを残している全国でも珍しい洞窟。
・かまどヶ岩
・古川洞穴遺跡
・枌洞窟遺跡(へぎどうけついせき)
1981年、縄文時代の人骨も出土しています。
・尾津留洞窟遺跡:岩戸
・野鹿洞穴(のがどうけつ)
・隠洞穴(かくれうど)
45.宮崎県
・七折鍾乳洞(ななおれ しょうにゅうどう)
・柘の滝鍾乳洞(つげのたき しょうにゅうどう)
洞口は施錠されている為、入洞には宮崎県高千穂町教育委員会、または高千穂町コミュニティーセンター(歴史民俗資料館)へ申請が必要。
・天安河原(あまのやすかわら)
洞窟の中にある神社。緑豊かな遊歩道なので歩きやすい靴で赴くのがおすすめです。
46.鹿児島県
・溝ノ口洞穴(みぞのくちどうけつ)
・赤崎鍾乳洞(あかさき しょうにゅうどう)
・昇竜洞(しょうりゅうどう)
・千座の岩屋(ちくらのいわや)
・西郷隆盛洞窟(さいごうたかもりどうくつ)
・ウフヤグチ鍾乳洞
・熊襲の穴(くまそのあな)
・君野権現洞穴(きみのごんげんどうけつ)
・鍋倉洞窟
・佐潟の洞窟(さがたのどうくつ)
・黒川洞穴(くろかわどうけつ)
・都迫隠れ念仏洞(どんさこのかくれねんぶつどう)
・花尾かくれ念仏洞(はなおかくれねんぶつどう)
・雀ケ宮かくれ念仏洞穴
47.沖縄県
・玉泉洞(ぎょくせんどう)
玉泉洞は、おきなわワールド(沖縄県南城市)内にある観光鍾乳洞。
入園料金:有料。営業時間:有り ※訪問前に要確認。
約30万年もの年月をかけて自然がつくりあげた鍾乳洞で、総延長5000メートル、鍾乳石数100万本以上を擁し、国内最大級の規模を誇ります。
1967年に愛媛大学・学術探検部(隊長 山内浩教授)が鍾乳洞を初探検・調査をし、全貌が判明。
1972年からその一部、890メートルが観光客に公開され、スピリチュアルスポットとしても評判のスポット。
・パンプキン鍾乳洞
宮古島
・星野洞(ほしのどう)
南大東島
・石垣島鍾乳洞(いしがきじま しょうにゅうどう)
石垣島最大の鍾乳洞。八重山鍾乳洞と隣り合っているらしく、間違えて八重山鍾乳洞に入ってしまう口コミを多数発見。ナビで「石垣島鍾乳洞」と入力して「八重山鍾乳洞」に案内されるという口コミも散見。訪問時は間違えないよう注意が必要です。
・ゴールデンケイブ
ツアー申し込み
・ヤジヤーガマ洞窟
久米島
・仲原鍾乳洞(なかばり しょうにゅうどう)
・CAVE OKINAWA【鍾乳洞】
・ヌドクビアブ
・成川井
・八重山鍾乳洞(やえやま しょうにゅう)
口コミを確認すると、結構なホラー感満載の不気味な雰囲気が漂うスポット。
有名な石垣島鍾乳洞と隣り合っているらしく、間違えてこちらの鍾乳洞に入ってしまう口コミを多数発見。ナビで「石垣島鍾乳洞」と入力して「八重山鍾乳洞」に案内されるという口コミも散見。
訪問時は間違えないよう注意が必要です。鍾乳洞内は、暗いとのことなので持参できるなら自身でヘッドライトや懐中電灯を持参することをおすすめします。
廃墟好きや心霊スポット好きにはお勧めできそうなスポット。
ただし訪問時は、長袖長ズボンにスニーカー、山装備で行った方が良いとのことです。
ハブも見かけたという口コミもある為、用心しながら散策をしてください。
・龍神鍾乳洞
八重山鍾乳洞のチケットを購入後(洞窟だけの安いチケットあるとの事)館内には入らず、一旦入り口ゲート方面に戻り、カウボーイの居る脇道を200mほど進むと、龍神洞窟の入口があります。
・サビチ鍾乳洞
海へ抜けることができる鍾乳洞。
・クーラ洞窟
西表島の手つかずの鍾乳洞。ライトやヘルメットなど専門的な装備が必須。
迷いやすいエリアもある為、ガイド(竹富町観光案内人)のツアーに参加することを推奨。
・藪地洞穴遺跡(ジャネー洞)
沖縄本島のうるま市の離島:薮地島にある鍾乳洞。この遺跡は古代の住居跡との事で、6500年前の縄文時代の土器の欠片も出土。島の面積は0.62㎢。薮地島へは藪地大橋を渡り、車で行くことができます。無人島。道は荒れており、島内はハブが生息しているとの事なので要注意。
長袖長ズボン、スニーカー装備で訪れた方が良いかもしれない鍾乳洞。
・ガンガラーの谷(イナグ洞・イキガ洞・武芸洞)
数十万年前の鍾乳洞が崩れてできた自然の谷。
発掘作業も行われ、世界最古の(とされる)釣り針も発見されています。
鍾乳洞をそのまま活用したケイブカフェで飲食利用も可能。ただし、CAVE CAFEはガンガラーの谷ガイドツアー参加者のみ利用可とのことです。
予約の無い場合は利用不可。事前にガイドツアーへの予約必須。
・メーガー洞
「メーガー洞」は、沖縄本島の北部、宜野座村(ぎのざそん)にある鍾乳洞。
約10万年前から出来たとされる鍾乳洞で、迫力あるつらら石や石柱が豊富にあるスポット。
地元ガイドと鍾乳洞や周辺を散策するツアー・イベントなども開催されているようです。
・くまや洞窟
伊平屋島の田名集落の北の岩山にある洞窟。
「くまや」は『籠もる』という意味だそうで、あの「天の岩戸伝説」の最南端の地とも言われている説もあるとのことです。
・大山マヤーガマ洞穴遺跡
化け猫が大山村の子供達を行方不明にしていたという伝説の残る洞穴遺跡。
・ヌヌマチガマ(第24師団第一野戦病院新城分院)
見学する場合は事前に要予約が必要とのことです。
壕内では残されていた生活品や案内板などがあり、見ることができます。
戦時中、第24師団第一野戦病院の新城分院として役目を果たし、1000名もの負傷した兵士などの治療を担っていた自然洞穴です。
・牧港テラブのガマ
源為朝の伝説が残っている洞穴。
※中は暗いとのことなので、懐中電灯など準備は忘れずに。
・洞寺
粟国島の北にある海岸近く、雑木林に囲まれた大きな鍾乳洞。
・シムクガマ
読谷村にある鍾乳洞。ガマの奥行きは2500メートル以上もあるようです。避難していた人が1000人近くいたことから「1000人壕」とも呼ばれていたそうです。
・チビチリガマ
罪のない住民が亡くなった、死亡者数80名をも超える集団自決のあったガマ。
2017年、チビチリガマが少年たちによって荒らされる事件も起こりました。
※チビチリガマへ入壕することは遺族会の意思により禁止されているそうです。
・チヂフチャー(洞窟遺跡)
安川団地内の公園にある自然の鍾乳洞。戦争時、避難壕として利用されました。
遺跡の調査では土器、石器、貝製品などが発掘されています。
・轟壕(とどろきごう)
全長約100メートルの壕。壕は、誰でも入ることができるという事ですが中は暗い為、懐中電灯を持参することをオススメします。平和学習にも活用されているため、混み合うこともあるようです。
※糸満市観光協会へ事前に問い合わせてほしいということです。
・旧海軍平得飛行場弾薬庫跡
中には入れるとのことですが照明設備等はないため、懐中電灯は必須とのことです。
季節によっては雑草が生い茂っているため、服装や靴にも配慮しておくと安心かと思います。
・旧海軍 震洋艇格納壕
沖縄戦時、小浜島では地上戦や米軍の上陸はなかったという事ですが、毎日のように空襲があったと言われています。
・ニャティヤ洞
ニャティヤ洞(がま)の中には、子宝祈願にご利益のある男女の神様がそれぞれ祀られています。
洞窟の中に「力石=ビジル石」という岩?石があるとのことですが、持ち上げることができると子宝に恵まれるという逸話があるそうです。
・大竹中洞穴(うぶたけなか どうけつ)
大竹中洞穴は市の指定天然記念物の洞穴。
1977年、大竹中洞穴にて、既に絶滅した大型・北方系のシカ:ミヤコノロジカシカという種類の化石片が、琉球大学の教授らによって発見。1999年3月には人の歯の化石も見つかりました。
・西くまや洞窟
昔々、くまや洞窟と繋がっていたという言い伝えがあったそうな…✿
・ゴヘズ洞穴
たて穴なので上から見るだけ。入ることはできません。
・大隅の洞窟(うーしみのどうくつ)
中には入れないようになっています。保全されています。
過去、抜け道として使われていたとのこと。
さいごに
今回紹介させて頂いた洞窟や鍾乳洞は、日本各地に散らばる神秘的な自然財産だと言えるのではないでしょうか。
訪れる際には、安全に十分注意しながら探索を!!
装備や天候の確認はもちろん、ガイドさんがいる場合はガイドさんの指示に従ってください。
自然が作り出した壮大な景観を見るべく、新たな冒険の第一歩を。