※下記、紹介した中には管理者が常駐していない鍾乳洞・洞窟がございます。
当方では現地での事故、事件などにおけるいかなる事象が起こった場合でも、被害における一切の責任を負いかねます。
はじめに
日本には、自然が生み出した神秘的な洞窟や鍾乳洞が数多く存在しています!
本記事では、独断と偏見で選んだ全国の各都道府県の見ごたえのある洞窟・鍾乳洞スポットを幅広く紹介します。
特にジオスポットが好きな方には必見のスポットばかり!
新たな冒険の旅先を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
あえて閉洞した鍾乳洞なども載せています。※閉洞情報も情報として押さえておく為ですのでご承知おきください。
↓鍾乳洞・洞窟47都道府県Ver.↓(サクッと情報取得したい方はコチラ)
↓【北海道&東北エリア特化】鍾乳洞マニアが選ぶ!鍾乳洞・洞窟スポットリスト!↓
※ご紹介メインは鍾乳洞&洞窟ですが一部、洞窟未満のスポットも含まれます。
ブログ公開時の情報は、時間の経過によって変更が生じる可能性がありますのでご了承ください。
地域別まとめ
関東エリア
1.茨城県
・諏訪の水穴(すわのみずあな):神仙洞
清水が湧き出ている鍾乳洞。内部で鍾乳石や石筍なども観察することができます。
一帯に石灰石が分布、鍾乳洞が形成しやすいスポットでもあるということです。
照明設備などはないため、内部に入る際は懐中電灯など必須。
水が湧き出ているため、足元含め濡れても問題ない格好での訪問を推奨します。
(または着替えを持参するなど)
📍茨城県日立市諏訪町 大平田
アクセス:🚃JR常陸多賀駅下車→🚗タクシーまたは車で約15分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | なし:自由見学 | 駐車場なし |
2.栃木県
・出流鍾乳洞(いづるの しょうにゅうどう):満願寺奥の院
石灰洞。獅子の窟、奥の院洞、大日の窟といった3洞に分かれています。
奥行50メートルと最も大きい鍾乳洞は、大日の窟。
満願寺・奥の院には「観音霊窟(鍾乳洞)」があり、奥の院には鍾乳石でできた「十一面観音菩薩様」が祀られており、子授けや子育ての神として信仰の対象となっています。
📍栃木県栃木市出流町288
アクセス:🚃JR「佐野駅」からタクシーで約33分 🚃栃木駅からバスで約55分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 年中無休 |
・宇津野洞窟(うつの どうくつ)
石筍や鍾乳洞を観察することができる総延長約100メートルの長さを持つ洞窟。
照明はありますが、通路は狭い箇所もあるため頭上や足元には注意が必要とのことです。
📍栃木県佐野市会沢町1074
アクセス:
🚃JR佐野駅下車→🚗タクシーまたは車で約33分
🚃東武佐野線葛生駅下車→🚗タクシーまたは車で約9分
🚗佐野藤岡ICから車で約43分、佐野田沼ICから車で約22分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 休業日有り ※公式HP等でご確認下さい。 |
・源三窟(げんざんくつ)
塩原温泉郷に位置している鍾乳洞。鍾乳洞の長さは約50メートルで、洞内の石灰岩からは魚の骨、 貝の化石、木の葉化石なども発見されることもあるようです。
📍栃木県那須塩原市塩原1118
アクセス:🚌西那須野駅からバスで約45分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 季節により入洞時間が異なります。 |
・大谷資料館(おおや しりょうかん)
地下採掘場跡を活用した大谷石をテーマとした資料館。
最深部では地下60メートルもある地下空間があり、切り出された石は約1000万本で荘厳な雰囲気のある施設。
HPに本日の館内気温が掲載されているので、服装の参考にしてください。
必要に応じて上着などをお持ち頂ければと思います。
📍栃木県宇都宮市大谷町909
🚌JR宇都宮駅からバスで約30分【関東バス】「大谷・立岩」行き乗車
JR宇都宮駅〜資料館入口 下車、徒歩5分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 |
・センニン洞
開いている奥まった穴は軍需工場入口跡だという情報が、いくつかのHPで散見されました。
中に入ることはできないとのことです。外観を見るだけになります。
大谷資料館のあたり一帯は大谷景観公園ですが、この公園内にセンニン洞はあります。
大谷資料館とセットで観光するのが良さそうです。
📍栃木県宇都宮市大谷町
アクセス:🚌JR宇都宮駅からバスで約30分【関東バス】「大谷・立岩」行き乗車
JR宇都宮駅〜大谷景観公園または資料館入口 停留所 下車、徒歩1分。
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | なし(公園内:自由見学) |
・浅間神社鍾乳洞(せんげんじんじゃ しょうにゅうどう)
御獄山の標高440メートルにある鍾乳洞。
総延長85メートルの横穴で、鐘乳石や石筍などを見ることができます。
ネット上に情報があまりなく、現地までもかなりの酷路なので体力に自信のない方はご一考ください。
現地までの道中、鎖場もあるようです。
📍栃木県栃木市星野町
アクセス:🚌リーバス与州平線 星野御嶽山入口 下車
料金 | 入洞時間 | 備考 |
不明 | 不明 | 所有者:御獄神社 |
・木須川の洞門(きすがわのどうもん)
近くを流れる那珂川の洪水を防ぐため、長峰山の下を掘って貫通させた人工の洞門です。
工事は堅い岩質のため難航したといいます。
長さは47メートル、幅15メートル、高さ2.6メートル。
明治44年に工事を開始し、大正5年に完成しました。
📍栃木県芳賀郡茂木町牧野
アクセス:🚃真岡鐵道 真岡線 茂木駅下車→🚗タクシーまたは車で約15分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | なし |
3.群馬県
・小平鍾乳洞(おだいら しょうにゅうどう)
みどり市大間々町に位置する鍾乳洞。親水公園や植物園、キャンプ場といった施設を備えた「小平の里」の一部。
鍾乳洞内は年間を通じて温度が13~15℃に保たれ、案内看板が設置されておりガイド音声も流れるため、訪問者はスムーズに見学することができます。
この鍾乳洞は全長93メートルで、言い伝えに基づいて昭和59年に発見されたそうです。また、学術的にも価値のある二次的生成物が存在しています。
📍群馬県みどり市大間々町小平甲445
アクセス:
🚃わたらせ渓谷鐵道 わたらせ渓谷線 大間々駅下車→🚗タクシーまたは車で約10分
🚗太田藪塚ICから車で約43分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | お支払い:現金のみの可能性あり |
・不二洞(ふじどう)
県天然記念物で、関東エリア最大規模の鍾乳洞。川和自然公園内にあります。
同村内の生犬穴と共に、群馬県の二大鍾乳洞とされているそうです。
📍群馬県多野郡上野村川和665
アクセス:
🚗下仁田ICから車で約35分
🚗本庄児玉ICから車で約80分
🚌新町駅からバスで約110分【日本中央バス】
🚶上野村役場入口から徒歩で50分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 季節によって営業時間が変わります。入洞は終了の1時間前までとの事。 |
・生犬穴(おいぬあな)
天然記念物に指定されているため、現在は施錠されおり入洞する事が不可能とのことです。
昭和4年に地元青年らによって発見。
生犬穴にはヤマイヌが住んでいたという伝承があり、山犬信仰と紐づいて「生犬穴(おいぬあな)」と呼ばれるようになったのでは、と考えられています。
📍群馬県多野郡上野村
アクセス:
🚃JR高崎駅下車→🚗タクシーまたは車で約95分
🚗下仁田ICから車で約45分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
ー | ー | 一般公開されていない |
・牛伏洞窟(うしぶせ どうくつ)
牛伏洞窟は、群馬県の百名山の一つである牛伏山の山頂近くにある、小規模な洞窟。
牛伏山自然公園内の一部で、洞窟内には多くの観音像が祀られています。
洞窟は中心部から先へ進むと天井が崩れる危険があるため、進入できるのは限られた範囲となっています。※見学は途中で引き返す形になっています。
たどり着くまでは険しい道のりかつ道路は狭い箇所も多いため、車の運転には十分な注意が必要です。
整備が進んでいるため、洞窟内は比較的歩きやすい環境となっているようです。
📍群馬県高崎市吉井町多比良
アクセス:🚗吉井ICより車で約10分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 冬季は閉門時間が早まります。 |
・洞窟観音(どうくつ かんのん)
洞窟観音は、呉服商の山田徳蔵によって大正8年に着工。
50年の歳月をかけて作られたそうです。
洞内の坑道は400メートル以上の長さを誇り、石彫の名匠・楽山が生涯をかけて彫刻した39体の御影石の観音像が安置されています。
📍群馬県高崎市石原町2857 山徳記念館
アクセス:
🚃JR高崎駅下車→🚗タクシーまたは車で約10分
🚌JR高崎駅からバスで約17分。片岡方面行き乗車
洞窟観音入り口 停留所 下車。
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 夏季・冬季で入場料金に変動あり |
・岩穴観音(いわあな かんのん)
岩穴観音はみどり市の山間に位置しており、創建時期は不詳ですが、伝承によれば、鎌倉幕府を打倒するために貢献した楠正成が愛馬を供養するために岩穴観音を祀ったとされています。
ただし、その真偽は定かではありません。
岩穴観音は馬の神様として信仰されており、かつて多い日には、1日に何百頭もの馬が参拝に訪れるパワースポットとして知られていました。
📍群馬県みどり市大間々町小平1964
アクセス:🚗伊勢崎ICより車で約50分、佐野藤岡ICより車で約70分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
拝観料:無料 | 自由見学と思われます。※要確認 | 現在は少し荒れてしまっているという情報も散見 |
4.埼玉県
・橋立鍾乳洞(はしだてしょうにゅうどう)
橋立鍾乳洞は埼玉県の天然記念物に指定されており、その内部には美しい鍾乳石や石筍(せきじゅん)、石柱が見られます。
洞窟の全長は約140メートル。入り口付近には、札所28番の橋立堂もあります。
筆者も以前、現地に足を運んだことがあるのですが、鍾乳洞内は写真撮影禁止です。ご注意ください。
📍埼玉県秩父市上影森708
アクセス:
🚃秩父鉄道秩父本線(秩父線)浦山口駅から徒歩15分
🚃秩父鉄道秩父本線(秩父線)影森駅から徒歩25分
🚌鍾乳洞入口 停留所下車、徒歩 3分
🚌浦山口 停留所下車、徒歩 10分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 鍾乳洞冬期休業あり(要問合せ) |
・神庭半洞窟(かにわはんどうくつ)
神庭半洞窟(かにわはんどうくつ)は、埼玉県秩父市にある石灰岩洞窟です。
奥行きは9メートルで、洞窟から石器や土器などの遺物が発見されています。
荒川の侵食によって形成されたそうです。
📍埼玉県秩父市三峰 字女夫岩139番地1
アクセス:🚌三峰口駅〜岡本 停留所 下車、徒歩30分【西武観光バス】
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | 自由見学 |
・神庭鍾乳洞(かにわしょうにゅうどう)
神庭鍾乳洞は秩父市にある鍾乳洞。
鍾乳洞からは約1万年前の旧石器時代後期や縄文時代の遺物が発見されています。
📍埼玉県秩父市三峰
アクセス:🚌三峰口駅〜岡本 停留所 下車、徒歩30分【西武観光バス】
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | 自由見学 |
・尾須沢鍾乳洞(おすざわしょうにゅうどう)
飯能市にある鍾乳洞。尾須沢鍾乳洞は観光洞の洞窟ではありません。
訪れる際は懐中電灯をお持ちください。
観光洞ではない為、探索の際は十分ご注意ください。
📍埼玉県飯能市下名栗
アクセス:
🚌西武池袋線 飯能駅 またはJR八高線 東飯能駅 からバスで約40分【国際興行バス】「湯の沢」、「名郷」、「名栗車庫」行き乗車→川又名栗湖入口 停留所 下車
🚗青梅ICより車で約30分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | 終日開放 (照明無し) |
・若御子断層洞(わかみこ だんそうどう)
秩父のしだれ桜で有名な若御子神社の境内から、急な山道を10分ほど登ると「若御子断層洞」(洞窟)に到達する事ができます。内部は立ち入り禁止。若御子断層洞は埼玉県指定天然記念物。
📍埼玉県秩父市荒川上田野698
アクセス:
🚃秩父鉄道秩父本線(秩父線)武州中川駅から徒歩20分
🚌西武鉄道 西武秩父駅 または 秩父鉄道 秩父駅【西武観光バス】「花見の里」行き 乗車→
札所二十九番入口 停留所 下車、徒歩15分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | 自由見学 | 所有者:清雲寺ほか |
5.千葉県
・守谷洞窟(もりやどうくつ):荒熊洞窟遺跡
守谷海水浴場そば、守谷海岸岬にある海蝕洞窟。
洞窟の入口は、高さ6メートル、幅8メートル、奥行き30メートルと広々としています。
この洞窟は歴史的にも特別な場所で、峰須賀公が落城の際に隠れ難を逃れたという伝説が残っています。
📍千葉県勝浦市守谷857−2
アクセス:🚃JR興津駅から徒歩15分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
駐車場代:有料 | 不明 |
・数馬区岩谷観音堂やぐら群(いわやかんのんどう やぐらぐん)
岩谷堂やぐら群は、数馬と湊の境界近く、国道465号沿いの南側の崖に位置しています。この場所は、古墳時代の横穴墓を再利用して重層的に作られた群です。
岩谷堂やぐら群には全部で14の窟があり、第1窟が本堂、第2窟は第1窟をコの字形に囲む回廊窟となっています。
📍千葉県富津市数馬
アクセス:
🚃JR上総湊駅から徒歩15分
🚗富津中央ICより車で約8分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | 常時開放 |
・弁財天の洞窟(べんざいてんのどうくつ)
大房岬自然公園にある洞窟。弁財天の洞窟には興味深い伝説があります。
洞窟の入口に掲示されている説明板によると、約1800年前、海賊によって苦しめられていた人々がいました。
その海賊は役の行者に捕らえられ、この洞窟に閉じ込められました。その後、慈覚大師の助けを受けて、海賊は金の竜となり、天に昇ったと言われています。このような伝説がこの洞窟には残っています。
📍千葉県南房総市富浦町多田良1212−29
アクセス:
🚃JR富浦駅から徒歩40分
🚃JR富浦駅下車→🚗タクシーまたは車で約12分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし(キャンプ泊利用は有料) | おそらく自由見学 | ビジターセンター開館時間あり |
・浦白川のドンドン(うらしろがわのどんどん)
浦白川のドンドンとは川廻しのトンネルの事を指します。
「川廻し」とは、江戸時代以降に房総半島で盛んに行われた河川工事のことです。昔の川廻しによって掘られたトンネルが、長い時間が経つにつれて流れに削られ、徐々に大きくなっていったのではないのかと思われます。
この地域はヤマビルの発生地帯であるため、冬以外の季節は長靴の着用や肌の露出を避けるなど、忌避剤の使用などの対策が必要です。探索をする際には、沢へのアプローチに登山靴、沢を渡る際にはヘルメットと手袋、滑りにくい長靴など、それなりの装備が必要となります。
📍千葉県市原市柿木台
アクセス:
🚃小湊鉄道線 月崎駅から徒歩12分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | 自由見学 | 増水時は危険なので行かないでください。 |
・白浜鍾乳洞(しらはま しょうにゅうどう)
県指定天然記念物に指定されています。
奥行きは5メートル、高さは1.6メートルで、壁には鐘乳石や石筍、石柱が見られます。ただ、全体の規模はそれほど大きくありません。
また白浜の鍾乳洞は、現在、鍾乳石の保護のため、人の立ち入りはできません。
📍千葉県南房総市白浜町7298
アクセス:
🚌白浜郵便局前 停留所 下車、徒歩8分
🚌塩浦 停留所 下車、徒歩5分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
ー | ー | 一般公開されていない |
6.東京都
・日原鍾乳洞(にっぱら しょうにゅうどう)
日原鍾乳洞はライトアップが素敵すぎました✨
関東住みだったら比較的行きやすいかなと思うので、是非訪れてほしい鍾乳洞です(^^)
📍東京都西多摩郡奥多摩町日原1052
アクセス:
🚌平日:日原鍾乳洞行終点下車 徒歩約5分
🚌休日:東日原行終点下車 徒歩約25分
※バス運行は平日と休日で終点が異なります。
🚗八王子ICより車で約90分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 簡易カッパ等の持参をオススメ |
・大岳鍾乳洞(おおたけ しょうにゅうどう)
大岳鍾乳洞は東京都あきる野市の大岳山麓にあり、標高520メートルの場所に位置しています。東京都の天然記念物にも指定。
大岳鍾乳洞は昭和36年(1961年)10月に田中雄嘉造さんによって発見され、昭和37年(1962年)に開業しました。鍾乳洞は手掘りで人が入れるように整えられたとの事です。
以来、田中さんご夫婦は鍾乳洞を守り続け、妻のユキさんは夫が亡くなった後も100歳まで受付を担当していらっしゃったということです。
📍東京都あきる野市養沢1587
アクセス:
🚃JR武蔵五日市駅下車→🚗タクシーまたは車で約26分
🚌大岳鍾乳洞入口 停留所 下車、徒歩35分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 定休日あり:公式HP等でご確認下さい。 |
・三ツ合鍾乳洞(みつごう しょうにゅうどう)
1970年に発見された三層構造の縦穴型の鍾乳洞。
事業者が高齢のため、2019年に一度閉店しましたが、令和4年4月から再開したそうです。
📍東京都あきる野市養沢1075
アクセス:
🚌JR武蔵五日市駅からバスで30分→三ツ合 停留所 下車、徒歩で15分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 季節によって営業時間が変わります。 |
・大増鍾乳洞(だいます しょうにゅうどう)
大増鍾乳洞では美しい真っ白な鍾乳石を見ることができるらしいのですが、台風の被害で休業が続き、以来営業再開の目処が立っていないとの事です。
📍東京都西多摩郡奥多摩町氷川2226
アクセス:
🚌JR青梅線 奥多摩駅【西東京バス】「東日原」「日原鍾乳洞」行き 乗車→ 大沢 停留所 下車
料金 | 入洞時間 | 備考 |
ー | ー | 台風の影響により休業中 |
・清見ヶ岡鍾乳洞(きよみがおか しょうにゅうどう)
★小笠原諸島(母島)
15分程度で見学できるコンパクトな鍾乳洞。
洞内では壁際に見事なカーテン鍾乳石を見る事ができます。
見学を希望される場合は、母島観光協会へが必要。ガジュマルの気根が垂れ下がり、洞窟探検の雰囲気を味わえるスポットです。
📍東京都小笠原村母島
アクセス:⛴️沖港から徒歩5分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | 見学時間:観光協会営業時間内 | 要・母島観光協会へ申し込み |
・石門鍾乳洞(せきもんしょうにゅうどう)
こちらの鍾乳洞は情報少なめです。
2003年4月1日よりエコツーリズムの導入に伴い、鍾乳洞への立ち入りが禁止されたとの記載を見つけたものの、別のHPでは入洞する際にはガイド(東京都自然ガイド)の同行が必須という記載を見つけました。※実際に行かれる場合は状況等、お問い合わせください。
母島では自主ルールとして、10月から2月までの間は入林が禁止されているとのことです。
※3月は尾根道のみ利用可能です。
📍東京都小笠原村母島
アクセス:🚗沖港から車で約15分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
要確認 | 要確認 |
・倉沢鍾乳洞(くらさわ しょうにゅうどう)
現在はアプローチ崩落、洞内崩落の為、危険につき入洞禁止。
この鍾乳洞は古くから霊場として知られていました。
三層構造の鍾乳洞で、総延長は約1,400メートルと大規模です。
【車の場合】最寄りの駐車場
①東日原駐車場 より徒歩、約33分
②小川谷林道入口駐車場 より徒歩、約34分
③日原鍾乳洞駐車場 より徒歩、約35分
📍東京都奥多摩町日原倉沢谷
アクセス:
🚌倉沢(奥多摩町) 停留所 下車、徒歩 約28分
🚌岩松尾根 停留所 下車、徒歩 約33分
🚌桜平(東京都) 停留所 下車、徒歩 約33分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
ー | ー | 入洞禁止 |
・養沢鍾乳洞(ようざわ しょうにゅうどう)
養沢川流域には3つの鍾乳洞がありますが、養沢鍾乳洞はその中で最も早く発見されました。
奥行きは50メートルで、幅は広いところで約15メートルあります。
2000年をもって、観光洞としての公開は終了したとのことです。
📍東京都あきる野市養沢
アクセス:
🚃JR武蔵五日市駅下車→🚌【西東京バス】「上養沢」行き乗車 終点下車、徒歩(登山)25分。
🚃ケーブルカー:御岳山駅より徒歩2時間30分。林道&舗装道 (ハイキング)
料金 | 入洞時間 | 備考 |
ー | ー | 閉鎖 |
7.神奈川県
・田谷の洞窟(たやのどうくつ)
田谷の洞窟は、全長約570メートルにも及ぶ大規模な人工の洞窟。
正式名称は「田谷山瑜伽洞(たやさんゆがどう)」。
その歴史は鎌倉時代にまで遡るとされています。
📍神奈川県横浜市栄区田谷町1501
アクセス:
🚌JR大船駅(西口)からバスで5分/「神奈中バス戸塚バスセンター」行き 乗車→洞窟前 停留所 下車、徒歩すぐ
🚗横浜新道上矢部ICより車で約15分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 定休日:無休 |
・弁天窟(べんてんくつ)
弁天窟は、紫陽花で有名な長谷寺の敷地内にある洞窟です。
洞内は、かがんで通らなければならない場所もあるため、進む際には足元に注意する必要があります。
ローソクの揺れる明かりが独特の雰囲気を醸し出しているそうです。
📍神奈川県鎌倉市長谷3丁目10−9
アクセス:
🚗朝比奈ICより車で約30分
🚃江ノ電 長谷駅から徒歩5分
🚌長谷観音 停留所 下車、徒歩5分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 時期により営業時間が変わります。 駐車場:あり |
・風外窟(ふうがいくつ)
小田原市田島にある「風外窟(ふうがいくつ)」は、古墳時代末期に作られた横穴古墳群の一部です。
この洞窟は、江戸時代の禅僧・風外慧薫(ふうがいえくん)が修行の場として使用していたと言われています。穴に住んでいたとの記述も見つけました。
風外慧薫は、仏画師として活動していたそうで、江戸時代初期には多くの水墨画も残したそうです。
📍神奈川県小田原市田島
アクセス:
🚃JR国府津駅から約徒歩54分
🚗二宮ICより車で約16分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | 自由見学 | 道幅が狭い為、車は要注意。 駐車場は特になしの情報。 |
・土肥椙山巌窟(しとどの窟:いわや)
土肥椙山巌窟(しとどの窟)は、源頼朝が1180年に石橋山の戦いで敗れた後、平氏から身を隠したと伝えられる洞窟です。土肥椙山巌窟:(読み)どいすぎやまがんくつ。
昼間でも薄暗く、夏でもひんやりとした涼しさが感じられるため、秘境のような雰囲気が漂っています。
洞窟内には「土肥椙山観音像群」と呼ばれる20体以上の石仏が並び、湧き水のせせらぎや苔むした岩肌が、厳かな空気を作り出しています。
📍神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋
アクセス:
🚗小田原西ICより車で約39分
🚌JR湯河原駅 「奥湯河原」行き 乗車→ 奥湯河原入口 停留所 下車、徒歩1時間51分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | 自由見学 |
・江の島岩屋(えのしまいわや)
江の島の最奥部に位置する海食洞窟「岩屋」は、古くから修行の場として知られています。
弘法大師や日蓮上人もここで修行をしたと伝えられ、江の島信仰の発祥地として崇敬を集めてきました。
養和2年(1182年)には、源頼朝が奥州藤原秀衡討伐の成功を祈願した場所ともいわれています。
岩屋は奥行き152mあり、第1岩屋は富士山の氷穴へと通じているという伝説も残されています。
📍神奈川県藤沢市江の島2丁目
アクセス:
🚃片瀬江ノ島駅から徒歩40分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 荒天の場合、施設の開業時間を 変更、閉鎖する可能性があります。 |
・江の島岩屋 第二岩屋(えのしまいわや だいにいわや)
江の島にある第2岩屋は、奥行き56mの洞窟で、龍神伝説の地として知られています。
📍神奈川県藤沢市江の島2丁目5
アクセス:
🚃片瀬江ノ島駅から徒歩40分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
有り:公式HP等でご確認下さい。 | 有り:公式HP等でご確認下さい。 | 荒天の場合、施設の開業時間を変更、閉鎖する可能性があります。 |
・毘沙門洞窟弥生時代住居跡群(びしゃもんどうくつ やよいじだい じゅうきょしぐん)
毘沙門洞窟は、浸食によって形成された4つの洞穴から成り、弥生時代の生活跡が残る貴重な遺跡です。
弥生時代の土器や骨製品、貝製品、そして占いに使用されたとされる没骨が発見されています。
また、岩壁のくぼみには人骨片が納められた墓もあったとのことです。
📍神奈川県三浦市南下浦町毘沙門
アクセス:
🚗衣笠ICより車で約34分
🚌三浦海岸駅からバスで30分→毘沙門天入口 停留所 下車、徒歩約10分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | 自由見学 |
・大浦山海蝕洞穴(おおうらやま かいしょくどうくつ)
大浦山海蝕洞穴は、長い年月をかけた波の浸食作用と地震による隆起で形成された洞穴。
入口は幅約8メートル、高さ6メートル、奥行20メートルで、内部は奥に進むほど狭くなります。
昭和の発掘調査で、弥生時代から平安時代にかけての土器や釣針、髪飾、弦楽器部品、他など貴重な遺物が発見されました。
📍神奈川県三浦市南下浦町553
アクセス:
🚗衣笠ICより車で約32分
🚌三浦海岸駅からバスで20分→剱崎 停留所 下車、徒歩約15分
料金 | 入洞時間 | 備考 |
なし | 自由見学 |
さいごに
今回紹介させて頂いた洞窟や鍾乳洞は、日本各地に散らばる神秘的な自然財産だと言えるのではないでしょうか。
ただし訪れる際には、安全に十分注意しながら探索を!!
装備や天候の確認はもちろん、ガイドさんがいる場合はガイドさんの指示に従ってください。
自然が作り出した壮大な景観を見るべく、新たな冒険の第一歩を…。